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「フリーGISソフトMANDARA10入門」内容紹介 2018年3月下旬発売

2018/03/16 23:06
3月下旬、「フリーGISソフトMADNARA10入門」が古今書院さんから発売されます。

https://www.amazon.co.jp/dp/4772281185

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MANDARA10(テン)はWindowsで動作するフリーGISソフトです。90年代から長い利用実績があります。

MANDARA10を使ったことのない人でも、ステップを踏んで説明していくので、書かれているとおり進めれば主題図がどんどん作れるようになります。

GIS独習用として、また大学のGIS実習のテキスト、GIS講習会のテキストとして活用できます。

第1章 MANDARAをはじめよう!
 ここではMANDARA10はWebサイトから無料でダウンロードできます。
 インストールしてとりあえずMANDARA10を使ってみます。
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第2章 付属地図ファイルで白地図を作ろう
 付属の地図ファイルを使って白地図を表示しします。
 地図ファイル「WORLD.mpfz」を使用しています。投影法を変換できます。
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地図ファイル「日本市町村緯度経度.mpfz」と「日本鉄道緯度経度.mpfz」を重ねて表示しています。「日本市町村緯度経度.mpfz」には人口データが含まれています。
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第3章 都道府県別の統計地図と表現方法

 いろいろな表現方法で都道府県別統計地図を作成します。MANDARAタグの使い方を習得します。
 「棒の高さモード」です。
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 「線モード」です。
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第4章 市区町村別の統計地図を作ろう

 「政府統計の総合窓口」から市区町村別の国勢調査データをデータベース機能を使ってダウンロードし、地図化します。
 全国の市区町村データを地図化するのに30分くらいしかかかりません。
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第5章 国別の出生率を地図化しよう
 国連の人口統計をダウンロードして世界の合計特殊出生率の分布図を作成します。国コードを使うと地図データと統計データを簡単にマッチングできます。
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第6章 駅別乗車人員を地図化しよう
 「東京都統計年鑑」のJR駅別乗客数データを地図化します。
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第7章 国土数値情報のシェープファイルを使おう
 GISでよく使われるシェープファイルを国土数値情報からダウンロードして地図化します。データは埼玉県の地価公示データで、背景は地理院地図です。
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第8章 点データの読み込みとジオコーディング
 点データを使う「地点定義レイヤ」を作成して地図化します。
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雨温図を作成できます。
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第9章 メッシュデータを地図化しよう
 メッシュレイヤを作成して、データを地図化します。
 国土数値情報の標高メッシュに地理院地図を重ねています。
 
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 国勢調査の4次メッシュ人口を地図化しています。標高や傾斜ごとの人口をクロス集計します。
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第10章 国勢調査の小地域データを地図化しよう
 国勢調査の小地域データを地図化します。データは東京都分を使用します。
 人口密度です。
 
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 一戸建居住世帯比率です。
 
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京都野外実習

2018/02/14 22:36
今年度の野外実習は、2009年度以来8年ぶりの京都です。

今年度からカリキュラム改変により「人文地理学野外実習」から「地理学野外実習A」に名称が変わりました。
参加学生は5人とちょうどよい人数です。

2/12 1日目


京都のホテル「ホテル・京都・ベース 四条烏丸 」に13:00に集合です。例年遅刻者がいるのですが、今年は全員遅刻せずに集合できました。

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御土居へ

まず、豊臣秀吉が築いた京都を囲む「御土居」を見学に行きます。明治の地形図にはかなり残っていますが、現在は一部のみ。

今回は、北西の佛教大学近くの御土居を見に行きます。冬型で寒いです。

四条烏丸のバス停で佛教大学行きのバスに乗ります。途中、8年前にも通った見覚えのある「餃子の王将」1号店の前を通りました。

佛教大学、なんか以前人文地理学会で来たことがあるような、と思って後で調べたら、2004年の大会で発表していました。そんなに前なのか〜。

大学の北西側に狭い道を歩いて行くと、紙屋川の左岸に御土居が現れます。ここは上に登ることができます。

東側からは3m位の高さですが、西側の扇状地を開析した紙屋川の谷底までは標高差30mくらいあります。
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少し北に移動すると、畑があって、東側に比叡山がよく見えました。

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そのうち西側に御土居の断面が見られます。向かいには「御土居餅」を販売する和菓子屋さんがあったので、6人分「御土居餅」を買って食べました。

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東側は民家になっていますが、御土居跡に沿って歩きます。よく見ると、どの家も軒先に赤色のバケツの「消火用水」がおいてあるのが気になりました。

やがて道が突き当たりになると、再び御土居が現れます。ここは少し上から湧いているらしい小さな水流がありました。
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フェンスの脇を通って南側に出ると公園です。明治の地図では池になっていて、昔はため池だったようです。

これで御土居の見学は終了で、次は大徳寺の中を通っていきます。

大徳寺へ

公園から南東方向に歩きます。ところどころ高級車が止まっています。

途中、「牛若丸産湯井戸」という場所が畑の中にありました。

明治の地図に従って歩いていましたが、大徳寺の入り口が少し違っていて回り込んで入ります。

竹林と垣根がきれいな通りで、京都らしくていい感じです。

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船岡山へ

大徳寺から南に行くと船岡山という山があるので登ることにしました。といっても高さ112m、標高差40mくらいなのですぐです。

最初に出た開けた橋は東側の眺めが良好で比叡山がよく見えました。
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その先に最高点があって、南側の市街地が見えます。三角点がありました。
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南側にチャートのミニ岩場があります。寝ているので登りがいはありません。
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北野天満宮へ

船岡山を南側に下り、北野天満宮に向かいます。南西に狭い街路を歩きます。このあたりは明治期には畑や竹林で、その後無秩序に市街化した場所のようです。

やがて北野天満宮の北側に出て、「裏口」から入ります。

北野天満宮の西側に御土居が残っていて、梅苑に入るとみられます。8年前は梅苑にも入りましたが、今回はやめときました。

京都タワーへ

北野天満宮から京都タワーへ向かいます。バス停では、なかなか京都駅行きが来ず、時間がかかりました。バスは堀川通りを通るルートでした。

京都駅から北側の京都タワーに行きます。JAFの割引で少し安く上れました。

日が沈んでしまいましたが、西側の夕焼けがきれいでした。無料の双眼鏡では大阪の「あべのハルカス」も見ることができました。
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夕食は四条通りを北に少し入った「すき焼き キムラ」です。
赤じゅうたんの玄関を上がると、庶民的なテーブルというかちゃぶ台が並ぶ部屋に入ります。

すき焼きは自宅で食べるのが普通と思っていたので、店で食べるのは初めてでしたが、おいしかったです。女性の店員さんがつっけんどんで荒々しかったです(笑)。

宿泊は「ホテル・京都・ベース 四条烏丸」というところで、値段の割にベッドも広くていい感じです。


2/13 2日目


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今日は一日行動です。主に琵琶湖疎水という、明治期に作られた水路を巡ります。琵琶湖疎水は、水源としてだけでなく、落差を利用した発電や、京都と琵琶湖を結ぶ舟運にも使われ、京都の発展に貢献しました。

その中でも、傾斜のある場所で船を上下に運搬する「インクライン」という施設が2カ所作られたのが特筆すべき点で、まずそのうち現在も残る「蹴上インクライン」を見に行きます。

蹴上インクラインへ

四条駅から烏丸御池駅で東西線に乗り換えて、東山駅まで行きます。北に向かって、広い琵琶湖疎水を渡って岡崎公園に進みます。奥の平安神宮は、平安遷都1100周年記念で1895年に作られた新しい神社です。

京都美術館は工事中ですが、昭和初めに各地に作られた、屋根に天守閣をつけた和洋折衷の帝冠様式の建物です。
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岡崎公園の東側は高級住宅地となっていて、大きな古い和風の邸宅が並んでいます。
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そうした一角にラブホテルがあるのが不思議ですね。
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岡崎地区を抜けると「琵琶湖疎水記念館」がありますが、本日は休館日でした。その向かいから琵琶湖疎水の蹴上インクラインの下に降りられます。

ここから標高差30mほどを、レール上の台車に船を乗せて運搬していました。前回は下を見ただけでしたが、今日は上まで上がっていくことにします。
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途中、台車上に昔の船が展示されています。桜が植えられていて、桜の季節にはきれいでしょう。
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インクラインの上に出て、ここから南禅寺にある琵琶湖疎水の水道橋、「水路閣」に行くことにします。琵琶湖疎水の北に向かう分水に沿いの歩道を進みます。南禅寺側は柵になっていて入れません。
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どこから入れるのかと思って歩いていると、突然水路閣の上に出てビックリしました。水路閣はこんな感じでつながっているとは知りませんでした。
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水路閣を見学して南禅寺を下り、三門という藤堂高虎が作らせた大きな門の上に上がりました。眺めがいいですが、裸足なので足が冷たいです。
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昼食は、南禅寺の下にある「南禅寺 順正」という店で湯豆腐のコースをいただきました。豆腐料理というとちょっとしか量がないかと思いましたが、意外とボリュームがあってよかったです。ここもJAFの割引があって1割引でした。
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伏見地区へ−酒蔵・太閤堤・伏見インクライン跡−

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次は伏見に向かいます。南禅寺から琵琶湖疎水沿いを下って、鴨川べりの三条京阪駅で京阪線に乗り、中書島駅まで向かいます。

ちょっと北に「寺田屋」という、明治維新の時期にいろいろ事件の舞台になった旅館が残っているので行ってみます。旅館前の水路が船着き場になっていて、交通の要衝のようです。坂本龍馬の像があり、自動販売機も龍馬の水が売っていました。
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伏見は酒造業が有名で、黄桜、月桂冠といった有名な蔵元の本社があります。造り酒屋の倉が並ぶ町並みで、いい雰囲気です。その中に黄桜の資料館的な「カッパカントリー」を見学しました。こちらは無料です。

つづいて月桂冠の「月桂冠大倉記念館」に向かいます。こちらは300円です。予約しておくと、製造方法の説明をしてもらえます。説明の女性の京言葉がとても上品です。
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伏見は宇治川に面しており、宇治川の南側には戦前に干拓されるまで巨椋池という大きな池があり、その中に豊臣秀吉が作った太閤堤という堤防があって大和街道が通っていました。

せっかくなので、太閤堤跡を歩いて近鉄向島駅まで歩くことにしました。観月橋を渡って右手の細い道が太閤堤跡です。古い町並みが残っています。道の左右は低くなっていて、堤防であったことが今でも分かります。

東側に高層のアパートが建つ向島ニュータウンの横あたりで堤防の高まりはなくなり、向島駅になります。もう少し先までということで、いったん駅の西側に出てから、回り込んでカーブ部分に入ります。ここは古い家が似並んでいていい雰囲気でした。
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小雪がちらついて寒い中、向島駅に戻って近鉄線に乗り、3駅京都よりにある伏見駅まで行きます。駅の東側に、伏見インクラインという、蹴上インクラインと同様の方式で船を昇降させる施設がありましたが、現在は国道24号線の坂道となっています。
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上下に船溜まりがあるのですが、水が止められているようでした。墨染発電所は現役のはずですが、水が流れていないので稼働していないのでしょう。
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この上流部分は、鴨川に沿って蹴上インクラインまで続くはずですが、現在は途中から安居化されています。

そのまま歩いて京阪の墨染駅に向かい、東福寺駅で降りて、歩いて京都駅に向かいます。JR線の北を跨線橋で渡り、崇仁地区を通ります。柳原銀行記念資料館に行こうかと思いましたが、時間が遅く終わっていました。この地区は金網で囲まれた更地が目立ちますが、大学の移転計画があります。

京都駅で夕食を食べて、久々に駅ビルの屋上に行きました。京都タワーがUFOみたいです。
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2/14 3日目


大津へ
3日目は、大津に琵琶湖疎水の取水口を見に行きます。
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地下鉄東西線から、大津へ向かう京阪京津線直通が出ているので、それで向かいます。御陵駅を過ぎると地上に出ますが、線路沿いの住宅がすごく近接しています。大津市街に入ると路面電車になって、浜大津駅に到着です。4両編成で路面を走るんですね。
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外に出るとすぐに琵琶湖で、いい眺めです。琵琶湖は水運で使われていて、大津は港町だったわけですが、江戸初期には西回り航路が開拓されて、敦賀から陸送が必要な琵琶湖水運は衰退したみたいですね。
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北側には比良のびわ湖バレイスキー場が雪で綺麗です。比叡山は黒く、それほど雪は降らないようですね。


北西の取水口に向かって歩きますが、ビルの間の遊歩道のような道は昔の江若鉄道の路線跡のようです。

すぐに琵琶湖疎水取水口です。第一疎水の方には閘門があります。隣の第二疎水は水路だけです。
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第一疏水を進むと、三井寺駅の向こうにもう一つ閘門があります。ここから先はトンネルになりますが、船が通れる幅があります。今年の3月から、琵琶湖疏水通船が復活するそうで
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す。乗ってみたいですね。


延暦寺へ
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また少し時間があるので、最澄が開いた天台宗の比叡山延暦寺に行くことにしました。冬は京都側のケーブルカーは運休しており、滋賀県側の比叡山鉄道の坂本ケーブルしかやっていません。

京阪石山線を三井寺から乗り、終点の坂本駅まで行きます。そこからケーブルカー乗り場まで500mほど歩きますが、30分間隔のため急いで歩きます。

途中は石垣が立派です。穴太衆(あのうしゅう)という近世初期の石工が作ったそうです。途中の駅で穴太駅がありました。
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ケーブルカーは往復1620円ですが、JAFの割引で1300円になりました。

上側のケーブル延暦寺駅からは、東側の眺めが素晴らしいです。天気もよく、昨日よりも暖かです。琵琶湖大橋の向こうに白い伊吹山が見ます。天気がいいので、御岳と白山も見えました。
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敷地に入るには参拝料700円が必要です。延暦寺はいくつかのエリアに分かれていますが、時間の関係で東塔地域だけに行きました。総本堂の根本中堂は改修工事中ですが、中には入れました。お坊さんが盛大に護摩を焚かれていました。それにしても足が冷たい。

ほか、文殊楼、大講堂、阿弥陀堂などを外から見学しました。ケーブルカーに戻る際には、また時間の関係で走らされました。
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坂本におりて昼食は「本家 鶴喜そば」でにしんそばをいただきました。ここもJAFで1割引になるのでお得です。
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これで時間になったので、野外実習は無事終了しました。学生たちは嵐山方面に観光に行ったようです。


なお、8年前の前回はこちら。 http://standardization.at.webry.info/201002/article_8.html







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名古屋野外実習

2017/02/14 17:30
今年度の人文地理学野外実習は、2008年度以来の名古屋です。参加学生は4人と少ないので、臨機応変に食事に行けそうです。

2月12日(日)

栄のホテルに13時に集合して荷物を預け、名古屋駅に戻ってミッドランドスクエアの展望台、スカイプロムナードに登ります。
学生の一人が遅刻してきて、直接スカイプロムナードの入り口で待ち合わせとなりました。


名古屋駅の東側です。JRセントラルタワーズに加え、JRゲートタワー、JPタワーなどが竣工して、立派になりました。


ミッドランドスクエアは名古屋で一番高いビルて247mです。真ん中より上はトヨタ自動車のオフィスとなっています。

笹島方面を見たところ、以前は空き地だったのにずいぶん開発されて高層ビルまでできています。

このビルはグローバルゲートという2017年3月竣工予定のオフィスビルだそうです。名古屋駅から1駅離れた場所なので、オフィスとしてはちょっと不利ですが、どうでしょうか。


こちらは2015年竣工の2代目大名古屋ビルヂングで高さ180mと、スカイプロムナードからは見下ろせる高さです。


その後、大曽根まで行って徳川美術館へ。美術館に行くのは珍しい。美術館では、刀剣類や、嫁入道具、ひな人形の展示などがありました。


徳川美術館は尾張藩二代藩主の隠居所として作られた屋敷で、台地の北の端にあたります。地図は明治24年の地形図で、茶色は台地を示しています。



美術館からは、南側の基幹バスを使って栄に戻ります。基幹バスとは、名古屋独特のバスで、道路の中の専用レーンを走ることで定時性の向上を図っています。写真ではちょっとわかりにくいですが、中央分離帯にバス停があります。


栄ではもう夜になったので、中日ビルの地下で味噌煮込みうどんを食べ、テレビ塔に向かいます。

途中の2002年にできたオアシス21の屋根「水の宇宙船」からテレビ塔を眺めます。ガラスの上に水が張ってあり、テレビ塔の展望台になっています。


テレビ塔内はプロジェクトマッピングのイベントをやってました。日曜日のせいか、結構賑わってました。展望台から見たオアシス21です。

今日はここまでにしてホテルに戻ります。


2月13日(月)

朝はホテルの近くのコメダ珈琲でモーニングにしました。コメダ珈琲は、喫煙席か多くてたばこ臭いですね。あと、コンビニもそうですが、深夜・早朝の従業員は基本外国人ですね。

当初はトヨタ自動車に工場見学に行く予定でしたが、予約が取れなかったので、名古屋市内のアサヒビール名古屋工場にしました。

ビール工場は原料の重量の大部分を普遍原料(どこでも入手できる原料)の水を占めているので、消費地の近く、つまり都市の近くに立地しています。さらに、以前は鉄道でビールを輸送していたので、鉄道の近くに立地しており、公共交通機関で行きやすいということで、野外実習では結構でかけてます。

地図は昭和61年のものですが、新守山駅から工場まで引き込み線があることが分かります。ただし、現在では引き込み線はなくなって、トラックで輸送しています。


入ってすぐに巨大なタンクが並んでいます。1人の人が毎日ビールを飲んだら3000年分あるとか。


以前は撮影禁止でしたが、最近は撮影できるようになりました。ビールを缶に入れて蓋をする工程で、高速で回っています。機械は三菱電機製でした。広い工場ですが、従業員は百数十名とのことでした。


見学後は試飲ができるのがビール工場見学のいいところです。

工場から東に向かい、ゆとりーとラインという、名古屋独特のガイドウェイバスという乗り物に乗ります。高架上をバスが走っていて、バスの側面から案内輪が出て、運転手はハンドルを操作しなくてもよいのです。雪が降って積雪したらどうするのか気になりました


ゆとりーとラインでまた大曽根に戻ります。昼になったので、東海地方によくあるスガキヤでラーメンを食べました。先割れスプーンが独特です。


瀬戸線の大曽根駅から、東大手まで行きます。1973年まではここからそのまま名古屋城の堀の中に線路があったのですが、今は地下で栄町まで入っています。


名古屋城に向かう途中に、名古屋市役所と愛知県庁があります。屋根が天守閣みたいになっていますが、1930年代に多く作られた帝冠様式という和洋折衷の建築様式で、九段会館や神奈川県庁もこの様式です。


名古屋城に入ります。実は名古屋城に入るのは初めてです。

本丸に入ると、いきなり近年木造で再建された本丸御殿になります。こういうところは別途入場料がかかりそうですが、そういうことはありませんでした。再建されたばかりでピカピカです。あと100年くらいしたら風格が出るのではないでしょうか。


西側から見た名古屋城です。天守閣も木造で復元する計画があって、現在の名古屋市長が旗を振ってます。しかし木造で史料に忠実に再建したら、中の施設は全くなくなってしまうのではないでしょうか。


名古屋城に登って名古屋駅方面を見てみました。


名古屋城から金山駅に行き、名古屋で唯一の重要伝統的建造物群保存地区に2016年に指定された有松地区に見学に行きました。有松は旧東海道沿いにありますが、宿場ではなく、有松絞りという染め物の生産地として有名です。


有松から東海道を東に少しで、今川義元の墓があるということで寄りました。


中京競馬場駅から名古屋駅に戻り、本日の行程は終了です。


2月14日(火)

今朝もたばこ臭いコメダ珈琲でモーニングを食べて出発です。

今日は南に向かい、まず熱田神宮へ。熱田神宮はヤマトタケルの使った三種の神器の一つ、草薙剣をまつる神社です。熱田は台地の南端岬状の土地で、江戸時代の東海道はここから桑名まで海路でした。


桶狭間の戦いの前に、織田信長は熱田神宮に参拝したのですが、熱田神宮の大宮司は桶狭間の戦いで兵を率いて参加しています。織田信長が寄進したという塀が残っています。日本三大塀の一つとか(笑)。


熱田神宮を後にして名古屋港のガーデン埠頭に向かいます、といっても地下鉄でいったん金山に戻って乗り換えです。
ガーデン埠頭では先代の南極観測船ふじが展示してありますが、補修工事中でした。タロとジロの像。


名古屋港ポートビルに登りましたが、ちょうど天気が悪くなって遠くは見えませんでした。東側の三菱重工。戦前は零戦などの戦闘機、現在はロケット部品などを作っています。ロケットの本体は飛島工場で組み立てているようです。


近くの中川運河に、中川口閘門という閘門があるので、寄ってみました、といっても歩いて25分くらいでちょっと遠い上に、国道23号の橋の上が排気ガスで臭いのが難点。

中川運河の閘門というと、堀川との間の松重閘門が有名ですが、こちらの閘門は、中川運河の水位を干満の影響を受けないように一定に保つために設けられています。


最近は通過する船は少ないようでした。あと閘門で閉鎖されて水たまり状態になっているため、水が赤茶色に濁っていて、水質の浄化が必要な感じです。

さらに商店街で有名な大須に向かいます。写真の右側にパソコン周辺機器メーカーのBuffaloの本社ビルがあります。
高校生の頃(1980年代)、パソコンショップを回るためによく来ていましたが、今はPC関係よりもアニメ・オタク向けの店が増えています。大須観音など寺社もあるので、若者からお年寄りまで賑わっています。


ここの「矢場とん」で昼食にしました。以前は通りの中に入ったところにあったと思うのですが、今は繁盛して大津通に面したビルになっています。


ここで、現地解散となりましたが、ちょっと時間があるのでまだ行ったことのない東山スカイタワーに向かいました。東山公園の奥の方にあって、駅から遠いのですが、星ヶ丘駅から行くことにします。

駅の南側には椙山女学園大学があって、そのせいか星が丘テラスというおしゃれなショッピングモールになっています。そこを抜けて15分くらいで駐車の入り口ですが、タワーの入り口までさらに少しあります。

タワーからの眺めはなかなかよく、特に市街地を東側から見たことがなかったので新鮮でした。母校の名古屋大学も眼下に見渡せます。


これで2泊3日の名古屋は終了。

久々に長いブログ記事で疲れました(笑)。


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MANDARAでタイルマップ画像を生成する方法

2016/02/17 22:33
Web地図サービスで、Googleマップ上に独自の地図画像を重ねているサービスを見たことがあると思います(たとえば今昔マップ on the webなど)。

このような画像としてWeb上で地図を配信する際のフォーマットとして、タイルマップサービスというものがあります。
ここではMANDARAで作成した地図を、タイルマップ形式で出力する方法を紹介します。

ここでサンプルとして、国土数値情報の人口集中地区(DID)の埼玉県分を使用します。

1.ダウンロードしたファイルを解凍すると、次のようにシェープファイルが入っていることが分かります。このシェープファイルをMANDARAで読み込みます。
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2.MANDARAを実行し、起動画面でシェープファイル読み込みを選択します。
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3.「追加」で1で解凍したシェープファイルを選択します。座標系が緯度経度、測地系が世界測地系であることを確認し、投影法をメルカトル図法に設定しま、読み込みます。
タイルマップなどWeb地図サービスの地図はメルカトル図法が基本です。
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4.MANDARAの設定画面になります。ここでは色をすべて赤色に設定し、描画開始します。
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5.出力画面にDIDが表示されます。ファイルメニュータイルマップ作成を選択します。
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6.参照でまず保存フォルダを指定します。次にズームレベルを指定します。最大ズームレベルでは、ここでは15としてありますが、15の場合は住宅一軒ずつを判別するのは難しい程度の解像度です。最小ズームレベル8では、埼玉県が256×256ピクセルの画像に収まる程度の解像度となります。
次に画像ファイルでは、PNGを指定します。MANDARAで作成する地図は詳細なグラデーションなは少ないことが多いので、PNGが適当です。
最大ズームレベルの値を大きくすると、生成される画像ファイル数が大量になります。事前に生成ファイルカウントで調べましょう。一つズームレベルが上がると、生成されるファイル数は4倍になります。
OKとすると、画像の生成が始まります。最初は最大ズームレベルの地図が描画され、少しずつ切り抜いて画像ファイルとして保存されます。次に、作成された画像ファイルを合成して、一つ低いズームレベルの画像を生成していく作業が繰り返されます。
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7.6で指定したフォルダを見ると次のようになっています。8〜15のフォルダはズームレベルで、中にはまたフォルダがあり、
その中に256×256ピクセルサイズに分割された地図画像ファイルが入っています。
google_maps...、leaflet_sample...は、作成したタイルマップをブラウザで表示するサンプルです。
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8.開くとブラウザが起動し、タイルマップが表示されました。図はleafletというweb地図ライブラリを使用したものです。
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これらのフォルダとファイルを、自身のWebサイトにアップロードすれば、オリジナルWeb地図サービスを公開できます。
ただし、見栄えのよいサービスを提供するには、Google Maps APIやleafletといったライブラリや、JavaScript、htmlの知識が必要です。

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大阪野外実習3日目 宝塚〜池田室町〜千里ニュータウン〜万博記念公園

2016/02/11 23:08
大阪野外実習最終の3日目です。本日も晴天です。

今日は最初に宝塚に行くことにしました。JRで宝塚駅に向かいます。

駅からちょっと歩くと有名な宝塚大劇場です。箕面有馬電気軌道(現阪急)を経営していた小林一三は、都心ターミナルにデパート、沿線に住宅地、郊外ターミナルに遊興施設という日本の私鉄の経営モデルを考え、郊外の遊興施設として大正時代に作られました。

今日は「るろうに剣心」を公演するらしく、当日券を求める人が並んでいました。建物は、ピンク色を想像していましたが、違っていました。近くに小林一三の銅像があります。ベルばらの像もありましたが。


武庫川の橋から見た者です。隣はタワーマンションです。


武庫川から下流方向です。タワーマンショが並んでいます。阪急線沿線ということで住宅地として人気のようです。


阪急宝恊に乗って、小林一三が最初に開発した池田室町住宅地に行きました。
明治末の開発ということで、さすがに当時の住宅は少なくなっていますが、高級住宅地として残っています。


道の途中で「まち角の図書館」というものがありました。自由に借りていいそうです。屋外にあるのに綺麗に使えるように維持されているのはすごいなと思いました。


さらに蛍池駅でモノレールに乗り換えて千里中央に向かいました。
昔の人が考えた未来都市といった雰囲気の千里中央。左奥は2009年にできたタワーマンション「ザ・千里タワー」です。もともとは何だったんでしょうね?


東に向かって歩きます。近隣センターは、食品スーパーは売り出しで賑わっていましたが、空きが多い様子でした。


建物は意外と立て替えが進んでいて、年齢層も若い人が増えている感じでした。


こちらは古い団地です。


こちらは一戸建て住宅地区です。関西では自然石を使った石垣が多く、傾斜があると立派に見えます。敷地も広くていい感じです。


千里ニュータウンを横断して、万博公園記念公園に入りました。入場料250円です。
幅広い並木道を下っていきます。いい眺めですが、石がでこぼこしていて足の裏が痛くなりました。


ずっと下っていくと、太陽の塔に出ます。近くで見るとさすがに大きいですねぇ。


太陽の塔の前が万博記念公園駅です。その南側に、以前エキスポランドという遊園地があったのですが、事故で営業を休止していました。そのあとに2015年、ららぽーとEXPOCITYが開業し、モノレールからもたくさん客が歩いて行って人気のようです。観覧車が工事中で、そうとう大きな観覧車になりそうです。


モノレールで千里中央に戻り、そこで解散としました。
3日間好天でよかったです。

いやー、3日分まとめて書いて疲れました。
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大阪野外実習2日目 仁徳天皇陵〜道頓堀〜大阪城〜今昔館〜道修町

2016/02/10 23:34
大阪野外実習二日目です。今日もいい天気です。

大阪市より南に行ったことがないということで、社会の授業でよく出てくる仁徳天皇陵(大仙古墳)出かけました。

天王寺から阪和線に乗って百舌鳥(もず)駅で降ります。

駅前の歩道橋からこんもりと茂った丘のような古墳が見えます。


古墳の正面です。堀の外側までしか入れません。観光客はいませんでした。戦国時代に城を作ったりしなかったのでしょうか。


堀です。水深は30cmくらいです。魚釣り禁止です。


西側に回って歩いて行くと、堀からの排水路がありました。古墳は台地の上に作られています。周囲には小さな古墳がいくつかあります。


堺市役所に展望フロアがあるので寄ってみました。逆光で写真写りがよくないですが、こんもりとした丘が仁徳天皇陵です。
堺市の市街地は市役所の西側ですが、空襲でほとんど焼かれてしまい、古い建物はほとんどありません。


南海線の堺東駅から難波駅に向かいます。そういえば南海線ははじめて乗りました。

道頓堀で昼食にしましたが、中国人観光客でいっぱいでした。


続いて環状線で大阪城公園駅に行き、大阪城へ。現在の天守閣は1931年作られたコンクリート製ですが、豊臣時代や徳川時代の天守閣よりも長く続いているそうです。


東側の大阪ビジネスパークのビル街です。OBPは70年代以降に開発されたオフィス街です。


西側の梅田方面です。


石垣です。一枚が大きい。


西側から見た堀です。並んだ石垣の曲線が綺麗です。


続いて、「大阪くらしの今昔館」に向かいます。ここではTwitterで知り合いになった酒井さんより説明していただきました。
こちらは近世の町並みコーナーです。町屋が細部まで再現されています。


さらに街の案内もしていただきました。
北浜の大阪証券取引所です。五代友厚のおおきな銅像があります。


少し南が道修(どしょう)町です。堺筋の東側にはボンドで有名なコニシの旧本店があります。もともとは製薬業だったそうです。


道修町には武田薬品、塩野義製薬、田辺三菱など有名な製薬会社の本社が集まっています。
少彦名神社は薬の神様としてまつられていますが、参道に薬が並べられていました。絵馬を見ると「○○大薬学部に受かりますように」といったものが多かったようです。


西の御堂筋まで歩いたところで酒井さんの案内は終了です。どうもありがとうございました。

暗くなったので晩ご飯です。昨日は梅田でお好み焼きを食べたので、今日はなんばで串カツを食べました。


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大阪野外実習1日目 あべのハルカス〜通天閣〜梅田

2016/02/09 22:35
今年度の人文地理学野外実習は、2007年度以来の大阪です。参加学生は6人と手頃な人数です。

新幹線で向かいます。途中の名古屋駅では、ずいぶん高層ビルが増えていました。


当初堺あたりに泊まろうと思ったのですが、手頃な値段の宿泊施設が少なかったので、江坂に宿泊となりました。
いつものように13:00に現地ホテル集合です。今回は高速バス2人、新幹線4人でした。

大阪周遊パスという、大阪市の地下鉄やいろいろな施設に無料で入場できる券を購入して出発。

最初は2014年にできた日本で一番高いビル、あべのハルカスに御堂筋線で向かいます。
ここは大阪周遊パスは使えず、300mの展望台へは1600円かかります。

エレベーターを出ると、すごい高度感です。周囲に高いビルがないので、ミニチュアの街が広がっている感じです。

北側の梅田方面です。200mのビルも小さく感じます。大阪空港に降りる飛行機が同じくらいの高さに見えました。


東側は山麓まで低層の市街地が広がっています。眼下のマンションは100mくらいの高さですが、小さく感じます。


あべのハルカスを出て北側から見上げた写真です。


次は四天王寺に向かいます。この寺は何度も火災にあって古い建物は残っていないようです。五重塔は耐震工事中でした。
行き先は学生が決めるのですが、なぜここに寄ったのかと思ったら、『テニスの王子様』に出てくる「四天宝寺中学校」のモデル校だから見てみたかったとのことでした...。


四天王寺から通天閣に歩いて向かいます。上町台地を下ると新世界の北側にでます。新世界とは明治末にここにできた遊興施設です。

現在の通天閣は東京タワーや名古屋テレビ塔と同じ内藤多仲氏が設計。高さ100mと、周囲の建物からちょっと高い程度ですが、あべのハルカスが綺麗に見えました。以前に来たときよりも商業色が濃くて辟易しました。入場者の多くは中国人観光客のようでした。


次は大阪城に向かう予定でしたが、閉館時間に間に合わないと言うことで、梅田方面のオフィス街を見学することにしました。
淀屋橋駅で降りて、北に歩きます。オフィス街の夕暮れが綺麗です。




そうこうするうちに、暗くなりました。梅田駅の隣に、1998年にできた、HEP fiveというファッションビルがあり、そこに観覧車があって気になっていたのですが、大阪周遊パスで無料で乗れるということだったので、乗ってみました。
北側を眺めたところで、左下が阪急梅田駅。中央に光っているのが1992年に阪急の開発した超高層ビル「アプローズタワー」です。男4人には、1周する時間が長く感じました(笑)。


近辺でお好み焼きを食べてから、さらに梅田スカイビルに向かいます。大阪駅の北側は以前貨物駅でしたが、うめきたと呼ばれる再開発地区となっていて、2013年にはグランフロント大阪のビル群が開業しています。

イルミネーションの明るいグランフロント大阪を過ぎて、長い地下道を抜けると1993年に完成した梅田スカイビルで、この屋上が空中庭園という展望台になっています。
平日夜なので、すいているかと思いましたが、外国人旅行者がエレベータの前に列をなしていて、日本語はあまり聞こえません。

空中庭園はやはり夜景が綺麗でした。外国のガイドブックにもそう開設されているんでしょうね。
南側の梅田方面です。手前の暗い箇所は貨物駅跡。


北側は暗い淀川がをはさんで光っていて印象的です。


8時過ぎまでうろうろして、江坂のホテルに戻りました。

春節ということで、中国人観光客の数がすごいですね。
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