テーマ:読書

和田竜『のぼうの城』

映画の上映が遅れている『のぼうの城』ですが、まだ小説の方を読んでいなかったので、たまたま羽田空港で見つけて読んでみました。 石田三成の大軍をわずかの軍勢で忍(おし)城を守り通すというストーリーが面白いです。のぼう様のキャラクターは作者の創作だと思いますが、実際にあった話ですからすごいですよね。 埼玉県内の戦国時代の話が小説に…
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真梨幸子『殺人鬼フジコの衝動』

最近、救いようもない悲惨なストーリーで気分が悪くなる小説が新しいジャンルになっている、と新聞の書評欄で紹介されていたこの本が、たまたま本屋に並んでいたので読んでみました。 確かに、主人公とそれを取り巻く登場人物にまったく好感の持てる人がおらず、感情移入できるシーンもまったくなく、気分の悪くなる小説ですね。でも後になるほど、殺人シー…
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桐野夏生『東京島』

前掲3冊まとめて買ったものです。 1/3読んでやめようと思いましたが、なんとか最後まで読みました。 つまらない内容でした。 『OUT』が懐かしいです。
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吉村昭「三陸海岸大津波」

今さらですが、吉村昭の「三陸海岸大津波」を読みました。 明治29年・昭和8年・昭和35年チリ地震津波について書かれています。 気になったのですが、前兆として出されている例が、どうも...。 魚が豊漁だったとか、井戸水が涸れたといったもので、あまりしっくり来ません。陸地から遙か離れた海底で起こる地震に、地表近くの井戸水が影響され…
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笹本稜平『還るべき場所』

K2を舞台にした山岳小説です。たまたま本屋で見つけたので買いました。 山岳小説は久々に読みます。夢枕獏『神々の山嶺』以来です(かな?)。『神々の山嶺』は間違えてハードカバーの下巻から読み始めたのですが、何の違和感もなく読み進めることができた記憶があります。目の前の本棚に置いてあるけど、内容はかなり忘れてます。「ヒラリーステップ」を…
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吉村昭『戦艦武蔵』『深海の使者』

中学生以来、約25年ぶりに吉村昭『戦艦武蔵』を読みました。ちょっと前にタイヤを買い換えたのですが、なにやら混んでて2時間かかると言われ、近くの本屋で見つけたのです。25年ぶりですが、棕櫚が買い占められるところは覚えてました。 吉村昭の小説は安心して読めますね。というのも作者の想像で適当に書かれている箇所がなく、わからないところ…
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『闘うプログラマー -ビル・ゲイツの野望を担った男達-』

『闘うプログラマー -ビル・ゲイツの野望を担った男達-』 G.P.ザカリー著、山岡洋一訳、日経BP発行です。初版は1994年です。 WindowsNT開発のストーリーです。Windows98からWindows2000になって劇的に動作が安定したと感じた人が多いと思いますが、2000以降のXP、VISTA、7はNTをベースに作…
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「銃・病原菌・鉄―1万3000年にわたる人類史の謎」(上・下)

遅まきながら、「銃・病原菌・鉄―1万3000年にわたる人類史の謎」を読みました。 著者のジャレド・ダイアモンドは現在UCLAの地理学研究室に所属する生物地理学者です。 http://www.geog.ucla.edu/people/faculty.php (ただし本の訳者の紹介では進化生物学者でカリフォルニア大学ロサン…
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ペリリュー・沖縄戦記

ユージン・B・スレッジ著、伊藤真/曽田和子訳 講談社学術文庫です。ちょっと前に、WOWWOWで見た「ザ・パシフィック」(たまたま無料キャンペーンで一回見ただけ)の原作の一つということで、買ってみました。 レジに行くと、1470円と言われ、ちょっと高くてビックリしました。これだけ高くてショボイ内容だったら、と思いましたが、翻訳…
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レイテ戦記(上・中・下)

大岡昇平の小説です。小説といっても各種資料に基づいてほぼ正確に記述されているようです。 レイテ戦というと、レイテ沖海戦を思い浮かべてしまい、島での戦いについてはあまり詳しくなかったのですが、島と言ってもグアムやサイパンのように小さな島ではないので、地上戦が長く行われたんですね。 それにしても、感心するのは大岡氏の根性ですね。…
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『俘虜記』

大岡昇平の小説です。 今年度は、通勤時間が非常に短縮されたため読書時間が短く、読むのにずいぶん時間がかかりましたが、たいへん興味深い記述が多く、ためになりました。 フィリピンの気候についても、回帰線の南にあるフィリピンでは太陽が頭上に来るのは二回あるという、日本人的にはあくり想像しない点を指摘しています。また、ミンドロ島とレ…
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「日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか」

児童精神科医の古荘純一氏による新書です。 子どもの自尊感情に着目して子どもの問題を捉え、また印象論でなく調査に基づいた内容で、よい本だと思います。 教育学部の学生が参考になるのはもちろん、大人同士の対応としても、参考になるのではないでしょうか。
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「兵隊三日 捕虜三年」

門奈鷹一郎氏によるノンフィクション。 終戦3日前に満州で徴兵されて、3年間もシベリアに抑留された畑氏が主人公です。 「不毛地帯」でもそうでしたが、日本人同士による私的制裁が印象に残ります。
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「ループ」

先日の「らせん」に続き、鈴木光司氏の「リング」三部作の最終作である「ループ」を読みました。 購入した文庫の奥付を見ると、まだ初版一刷なのであまり売れていないようです。 内容は、「リング」と「らせん」の内容が実はバーチャルリアリティであったというもので、ジャンル的にはSFと言えると思います。 ホラー好きの人にとっては、「らせ…
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「らせん」

鈴木光司氏の小説です。「リング」の続編です。 「リング」は4年くらい前に読んだのですが、なかなか怖かったですね。 「リング」では死因について理由付けがなされなかったため怖かったと思うのですが、「らせん」ではその死因にウィルスの突然変異という合理的説明がつけられ、その過程を追っていきます。そのためホラーではなくなっています。 …
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「雷撃深度十九・五」

池上司氏による、戦記物の小説です。「真夏のオリオン」として映画化されるそうです 内容は太平洋戦争中の潜水艦物です。潜水艦というと、映画「眼下の敵」というのをテレビで見た記憶がありますが、爆雷と魚雷の息詰まる一騎打ち、というイメージです。この小説もその通りです。 満員電車でつり革につかまりながら読みますが、最後は相当盛り上がります…
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「バゲタカ」(上)(下)

ドラマや映画にもなった、真山仁氏の経済小説。 フィクションと断りつつも、90年代後半からの不良債権処理過程が名前をかえて登場してきます。 そのころは不良債権処理といってもあまりイメージがわかず、回収をあきらめて赤字処理にしているのか、くらいしか考えていなかったのですが、不良債権をまとめて売買するバルクセールというのがあるんですね…
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「xゲーム」

山田悠介氏の小説です。 グロい話ですか、2~3時間で読めます。 グロいとは別に、これはちょっと違うのでは、と思うシーンがありますが、最後は特に?? でも、巻末の「解説」はうまくまとめられてましたよ。
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「落下傘学長奮闘記-大学法人化の現場から-」

法人化前後の時期に岐阜大学学長をつとめられた黒木登志夫氏による新書です。 以前、朝日新聞の一面に小さく岐阜大学の広告があり、「こんなところに岐阜大の広告が・・・」と驚いたのですが、この方の発案だったそうです。 私は国立大学法人の教員でありながら、学内組織の全貌、特に事務については理解していなかったのですが、結構詳しく書かれて…
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「理系バカと文系バカ」

竹内薫氏の新書です。 内容は常識的なもので、あえて買うほどでも... 「理系バカ」はいると思いますが、「文系バカ」の事例は、一般的すぎてイマイチです。 「理系バカとただのバカ」 または 「理系バカと普通の人」といった内容ですね。
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栗本薫さん

作家の栗本薫さんが亡くなったというニュースを聞きました。 栗本薫さんと言うと「グイン・サーガ」ですね。 高校生のころ、読みました。当時で30巻か40巻くらいまであったのですが、小遣いはたいて順番に読み、リアルタイムに追いつくと、当然文庫本になるのに時間がかかるので、しだいに読まなくなってしまいました。 正編だけで126巻までい…
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『上司は思いつきでものを言う』

少し前の2004年に発売されて評判だった橋本治氏の新書を読んでみました。 突拍子もない例えの連続ですが、面白く読めました。 私が考えるのは、教育現場に降りてくる様々な施策です。 そうした施策の中には、論理的に考えれば損失の方が大きかったり、全く意味のないものも存在するような気がします。 それらも、何らかの審議会の委員…
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『街場の教育論』

内田樹氏の本。とても読みやすいです。 多くの教育論にあるように、昔はよかった~、自分の子どもの頃が一番~という雰囲気に溢れてます。 突っ込みどころはあるかと思いますが、「グローバル資本主義による子ども達の原子化」説には賛成します。 もっとも、「グローバル資本主義」といっても、身近な日本企業でしょう。子どもに携帯電話を持たせ…
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『日本の難点』

最近発売された宮台真司氏による新書です。 行きの新幹線と、帰りの高崎線で読みました。
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『若者が3年で辞める会社の法則』

本多有明氏の新書。 最近の若者は3年で3割が辞めていくそうですが、その会社としての対策を検討した本です。 私のいる大学は民間企業とかなり(全く?)違うので、いろいろ参考になります。 私の民間企業の経験というとアルバイトしかないですね。そのうち面白かったのは学部4年生の頃にやっていた都市計画コンサルタントのバイトです。小規模なコ…
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『「分かりやすい教え方」の技術-「教え上手」になるための13のポイント-』

藤沢晃治氏の新書。 明日の電車で読もうと思っていたのですが、「分かりやすい」のですぐに読み終わってしまいました。 私は、学会のプレゼンの際、時間切れのリスクに対処するために、発表の最初に「結論」を提示するようにしているのですが、何事も最初に要点をまとめるといいようですね。 講義でもやってみようと思います。 最近、学会で聞…
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『断る力』

最近人気の勝間和代氏による新書。 人の持つ総合的な力には、能力と発想力の次元があると思いますが、能力の高い人にはたくさんの仕事の依頼が集まります。能力が高くて、発想力が乏しい人はそれでも満足できますが、発想力も優れた人にとっては、人に使われるだけでは不満がたまっていきます。そうした人に必要とされるのが依頼を「断る力」でしょう。 …
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『納棺夫日記』

青木新門氏の本。増補改訂版の文春文庫のものを読みました。 ドラえもん、迷路、特急電車と子どもの本を買ったついでに、レジの脇にあったこの本を購入。 途中からは、タイトルからは予想の付かない、親鸞の話でした。 最初の方で、湯灌・納棺について、この地方では、使い古しのエプロンか割烹着を裏返しに着て、荒縄などでたすきをしたり、…
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『鉄道忌避伝説の謎-汽車が来た町、来なかった町-』

交通地理学の第一人者である、青木栄一氏の2006年出版の本。 町の有力者が鉄道の通過に反対したため、路線が変更になり、その後町は寂れてしまった、という、ありがちな話を単なる「伝説」として退け、その根拠となるような証拠は存在しないと指摘する。 かつての地方史では、根拠無くそのような話が書かれていたが、近年はそうしたことがなくな…
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『岳』

石塚真一による山岳救助を題材としたマンガ。 現在ビッグコミックで単行本7巻まで出ている。 最近、週末に1~2冊づつ買い集めて、7巻そろった。 山岳マンガというと、塀内夏子の「おれたちの頂」くらいしか読んだことがない。 小説も、新田次郎の『孤高の人』はよかったが、他の新田次郎の山岳小説はおもしろくない。 概して、登山…
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