標準化ブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS 見沼代用水をさかのぼって利根大堰へ

<<   作成日時 : 2011/11/04 23:33   >>

ナイス ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 0

去年の夏に見沼代用水の瓦葺掛樋跡を見に行ったのですが、いつかは取水口の利根大堰までと思っていたので、でかけました。

利根大堰となると、瓦葺掛樋跡の4倍くらいの距離があります。そんなに行けるのかなぁ。

9:00自宅初。瓦葺掛樋までは見沼代用水沿いではなく氷川参道経由で行くことにしました。

氷川参道は紅葉が始まっていてきれいです。
画像


大宮公園の中を通って東武野田線を横切ると盆栽村です。関東大震災後に東京の植木屋さんが引っ越してきて作られたところで、植栽がきれいです。
画像


大宮出身の北沢楽天の住居跡に、「さいたま市立漫画会館」があるのですが、耐震補強工事で現在休館中でした。
画像


その少し北には、「大宮盆栽美術館」があります。
画像


さとえ学園小学校付近で見沼代用水西縁沿いの道に入ります。少し上流で見沼代用水西縁が芝川の下をくぐっており、東大宮操車場となっている地点で高架橋を渡ります。芝川にはゴミを回収する?施設がありました。
画像


しばらくで上尾市に入り、国道16号をくぐると、急に農村部になります。

10:30頃、瓦葺掛樋に到着。ここでは西縁と東縁に分かれます。今は綾瀬川の下をくぐっていますが、江戸時代に作られた時は橋で、明治期の煉瓦造りの橋の跡が残っています。
画像


秋なので水量はそれほど多くありませんが、西縁と東縁に分かれる前の見沼代用水はかなり大きくなります。川を遡るとだんだん細くなっていきますが、用水路を遡るとだんだん太くなっていくので違いが面白いですね。
画像


用水路沿いは「緑のヘルシーロード」と呼ばれる道になっていて、利根大堰まで続いています。西縁では上尾市付近から始まりますが、さいたま市内分でもだいたい道がついています。ただ、JR宇都宮線を越える箇所などは切れています。
画像


蓮田に入って県道3号を越えるのですが、うまく越えられるか心配していたところ、近くに押しボタン信号があって問題ありませんでした。見沼代用水沿いは当然ながらコンビニはないので、ちょっとそれて国道122号沿いコンビニで昼食を購入。この辺りから、自転車が油ぎれでキコキコうるさくなってしまいました。整備不足ですね。

蓮田市の北部では、梨の果樹園が見られます。伊奈町から蓮田、白岡、騎西、菖蒲などで梨栽培が盛んです。以前地図にしたことがあります。しかし梨は全国で栽培されているので、埼玉県産の流通は埼玉県内が多いのではないでしょうか。
果樹園は自然堤防または台地上にあります。見沼代用水は、複雑な経路でいろいろな地形を縫って作られています。
画像


11時頃、柴山伏越に到着です。ここでは見沼代用水が元荒川を伏越でくぐります。戦前まで見沼代用水は水運でも使われていましたが、船が通れないためここが起終点となりました。絵図によれば伏越の上に橋がかけられていましたが、伏越が浮き上がらないための重しにもなっていたそうです。
画像


上を流れる元荒川は、かつて荒川の本流でしたが、17世紀の治水事業により本流から切り離されています。
画像


ここの常福寺に、見沼代用水開発を指揮した井沢弥惣兵衛為永のお墓がありました。江戸で葬られたそうですが、後に分骨してここに墓石を立てたと看板に書かれていました。
画像


稲穂街道を横切ると、建設中の圏央道の高架橋が並んでいます。
画像


旧菖蒲町役場を過ぎると星川との分流地点となります。見沼代用水側には八間堰、星川側には十六間堰が作られていて、水量がコントロールされています。ここより上流側は星川の河道が見沼代用水の水路として利用されています。もっと下流まで星川を使ってもいいと思うのですが、なぜこの地点で見沼代用水を分けたのか、不思議です。綾瀬川沿いにより上流から水を送りたかったのでしょうか。
画像


星川の分流地点からはかなり川幅が広くなります。鵜が一羽で頑張っていました。帰りにもいたので、ここが巣のようです?。
画像


星川分流点からは、非常に単調な景色となります。サイクリングには最適ですが、だいぶ尻が痛くなってきました。
画像



旧騎西町付近では、イチジクが栽培されていました。枝を左右に低い箇所から分けて栽培するのですね。「一文字仕立て」と呼ぶそうです(埼玉県HP)。
画像


なんと、まだ利根大堰までは16kmも...。
画像


看板は見沼代用水でなく星川になっています。
画像


見渡す限り田園地帯が続きます。道の上に小さな虫が塊になって飛んでいて、結構うっとうしい状態が続きます。
画像


ようやく秩父鉄道まで来ました。
画像


13:30頃、ついに利根大堰に到着。自宅を出てから4時間半かかりました。利根川は広いなぁ。
画像


魚道があります。
画像


魚道観察用の「大堰自然の観察室」があります。
画像


ガラス窓から魚道を見ることができます。今はサケが遡上しているシーズンということですが、魚道中には小魚がいただけでした。
画像


堰の下流で休憩していると、サケらしき魚が遡上しようとしていましたが、浅瀬で登れないようです。動画を撮ってみました。



むむ、サケがいました。動かないと思ったら、死骸でした。銚子から150kmもあるので、ここまでくるだけでもたいへんですよね。
画像


使用した折りたたみ自転車と利根大堰。
画像


利根大堰から取水された水は、見沼代用水だけでなく埼玉用水、武蔵水路に分かれます。分水地点は壮大で一見の価値があります。埼玉用水は葛西用水などに分かれて埼玉県東部を灌漑します。武蔵水路は荒川に入り、荒川から東京都・埼玉県の都市用水として使われます。群馬県側では邑楽用水がここで取水しています。
画像

画像


14時過ぎから自宅へ向けて出発です。尻が痛くて気が重いのですが、ペダルを漕がなければ帰れません。背負っていたリュックをハンドルにかけたらちょっと楽になりました。

ひたすら自転車を走らせ、瓦葺掛樋跡で夕日を眺め、自宅に着いたのは18時前。不思議なことに帰りは4時間かからず、行きより早く着きました。

見沼代用水は400年も前に建設された用水路ですが、台地や自然堤防など、細かな地形を通過していて感心させられます。利根大堰までのサイクリングはここ数年の目標でしたが、達成できてよかったです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 10
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
見沼代用水をさかのぼって利根大堰へ 標準化ブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる