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zoom RSS 2010年「住民基本台帳人口移動報告年報」の年齢別移動データを見てみました

<<   作成日時 : 2011/05/24 18:20   >>

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2010年分から、「住民基本台帳人口移動報告年報」で詳細集計が追加され、年齢(各歳)別転入・転出者数が分かるようになりました。
http://www.stat.go.jp/data/idou/2010np/shousai/youyaku/index.htm

確かこれは各学会から要望が多い統計だったかと思います。画期的ですね!

これをいくつかの県で見てみたので紹介します。

まず東京都の男女です。

大きな転入のピークとして18歳、20歳、22歳、24歳があります。18歳は大学進学、20歳は地方からの専門学校生の就職、22歳は大卒者の就職です。24歳は女子には見られないことから、大学院卒者の就職と思われます。18歳は就職もありますが、高卒での県外就職はかなり少なくなってるので、大部分進学でしょう。

小さなピークとしては、6歳、12歳、15歳があります。これは子供の学校卒業・入学に合わせて親が移動していることを示しています。

61歳の小さなピークは退職後の移動でしょう。妻の場合は緩やかな山になっていることから、夫の退職に合わせて移動していることがわかります。転出が多いことから、出身地などに帰るのでしょうか。

20歳代から30歳代にかけては、量的にかなり多くなっています。この要素は、転勤、郊外への転居、Uターンがあります。ただその比率はわかりません。

こうして見ると、東京都の転入超過は10歳代終わりから20歳代前半でほとんどを占めていることが分かります。80年代までは、流入後に結婚して郊外に流出していくパターンが多かったのですが、90年代後半以降は、結婚しない人が増えたことに加え、マンションが増加したことにより郊外に転出しなくてもよい住宅に住めるようになったことから、地方出身者が東京に滞留するようになりました。

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次に秋田県男女を見てみましょう。

秋田県では、18歳での転出が多く、大部分大学進学でしょう。20歳は専門学校後の就職、22歳は秋田県内大学卒業者の就職です。
22歳では、転入も多くなっています。これは県外の大学進学者のUターンが多いと推測できます。
61歳での転入の増加は、退職者のUターンでしょう。

地方の県では、大学進学が県外転出の最大の契機となっています。そのため、景気の動向や地域経済の動向と無関係に、常に大学の多い首都圏・京阪神圏への転出が起こります。
転入・転出が均衡するには、18歳〜22歳にかけて転出していった人口をいかにUターンさせるかが重要です。

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他の県も見ましたが、きりがないのでデータを紹介しておきます。
こちらの表番号13-1、13-2が年齢別転出入者数です。

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001073599

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